ヨーロッパ旅行記～エッフェル塔のキラキラの巻～

モンサンミッシェルからパリまで再びバス移動5時間。

スイカのお陰で最初のトイレ休憩まで地獄を味わう羽目に。
（いっそのこと漏らしてしまおうか…案外バレないんじゃないか…）などと考えだす始末。
何とか人の尊厳は死守できた。
ちなみにこの時立ち寄ったパーキングのトイレには便座がなかった。自分が入った個室だけかと思いきや全20個室全て外された状態。郷に入れば郷に従えなので、中腰のできない自分の尻は便器に直接触れた。清潔だったのが幸い。

夕方6時頃、雨のパリ市内へ。
凱旋門、オペラ座、シャンゼリゼ通りを車窓観光。

優雅なパリの想像をかき消すように、車のクラクションがうるさい。どうして、日本以外の国はこんなにクラクション鳴らしまくるのだろう。

夜はレストランでカジュアルなフレンチ。
食わず嫌い 初エスカルゴ

ソースの色も相まってドブから拾ってきたカタツムリにしか見えない。正直食べたくなかったが、郷に入れば(略 なので食す。
そもそもほじくり出すのがムツカシイ。どこぞの映画のように皿の外へ吹っ飛ばしながらなんとか取り出し口へ運ぶ。
滅茶苦茶美味しい！とはならんがまぁ食べれる。牡蛎なんかよりは食べやすい。
上記以外に何を食べたかは忘れた。

ホテルへ向かうバスの中でTさんが、
「ツアーのプラン外なので全て何かあった場合全て自己責任になりますが、それでも良ければ一緒にエッフェル塔のキラキラを見に行きましょう。かなりおすすめです！」とツアー客を誘ってくださったので参加することに。

ホテル（エバーグリーンローレルパリ）へ荷物を置き、任意同行者らと共に地下鉄でエッフェル塔に向かう。
切符の買い方も教えてもらえたので良かった。
パリの地下鉄は…若干アングラ感。でもシャキッとしておけば問題なさそう。任意同行者らが少し怖がって緊張していたことを思い出すと笑える。日本は平和だな。

駅を降りてすぐ、エッフェル塔が見渡せる展望デッキのような場所がある。
本来は9時の部で行こうとしていたが、予定が押したので10時の部になった。結果、9時は日が高く明るすぎたので10時部で正解。

エッフェル塔のキラキラが何のことなのか分からないまま着いて行ったが、あの時（眠いからホテルで寝よう）と選択しなかった自分に感謝したい。当然Tさんにも。
あまりにも綺麗で可愛くて泣きそうになった。

ホテルの浴槽は何故かお湯が溜められない使用になっていて仕方なくシャワーで済ませた。
仲良くしてもらっていたご夫婦の部屋には机の上にゴミがあったらしい。こんな瞬間にこそ、海外来たな　と思える。