𓅿情緒不安定OLの備忘録 ☄︎

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ニューヨーク旅行記〜米国に降り立つの巻〜


アメリカ合衆国へ着いた。良かった、命がある、生きてる…生きてる!ありがとうエバー航空パイロット!
WiFiが使える事に再び安堵して、LINEを送る。


夜の10時。流されるままに税関へと向かう。
やけにハイテンションな黒人の税関職員。機械で指紋が取れたらハイタッチしている。他の列の職員は淡々としているのに…大丈夫か?

(あ、どうやら目の前に並んでるのは日本人の男性のようだ。何を聞かれるか聞き耳を立てておこう。)
職員「ナッツやフルーツを持ってる?」
男性「?????」
(うわ、この人英語ダメすぎる…何聞かれてるか分かってないんだわ…どうすんだ)
男性「Yes」
(え、やば!絶対ダメじゃん。どうなるんだろう…こっちが怖いわ)

ハイテンションな職員は少し困った顔をした。が、「OK」と言って税関を通した。
それはそれで駄目だろう…あの男性が訳もわからず答えてしまったことはわかるが、しかし…。
だが、世界から見た日本人への信頼感の大きさをひしひしと感じる出来事だった。あと、テンションと職種は関係ない事も知った。

自分に対してもこの税関職員はハイテンションのままだった。
「ワォ!ジャパニーズ?!イェーイ!!アリガトゴザイマス^^」
「(いま夜の10時過ぎだよなぁ…) アリガトゴザイマス^^」
カタコトは感染る。


税関をくぐり抜け、ターンテーブルへ向かう。まだ大勢の人がスーツケースを待っている。税関でかなり時間がかかったが、最初に通っていった人たちもまだ居るようだ。最悪。
待てども待てども水色のスーツケースは出てこない。ロストバゲッジはシャレにならないので、不安と焦りが募る。
結局30分ほど待ってようやく回って来た。とりあえず一安心。なんだか相当疲れた。早くホテルで寝たい。


空港から今晩泊まるホテルへはシャトルバスが運行しているらしい。しかし、調べによると難航しそうだった。バスが無ければ備え付けの電話で呼べだの何だの…英語が喋れないのに電話だなんて無茶言うな!
不安を抱えたまま空港を周遊する電車に乗り、バスのロータリーがある駅で降りる。GWだがかなり寒い。前日台湾にいたので余計に気温差を感じる。凍えながらロータリーまで歩くとバスが停まっていた。バス、これでは?
運転手におそらく「どこのホテルだ?」と聞かれたが英語力皆無&疲れで言葉が出ず、とりあえずホテルのバウチャーを見せる。どうやらこのバスで良いようだ。ラッキーすぎる。本当に運が良かった。

ホテルへ着き、運転手がトランクからスーツケースを出してくれる。困った。これはチップを払う案件なのか?それとも必要ないのか?ぐるぐる考えているうちに、気にしないそぶりで運転手はバスで行ってしまった。
この正解は未だ不明。どなたかアンサーを教えてください。

ロビーカウンターではバウチャーを見せるだけでは終わらず、色々聞かれたりクレカで保証料仮引き落とししたりと、想像より行き詰まったが疲れすぎていてあまり記憶が無い。
部屋へなだれ込んでLINEを送ってから風呂に入って寝た。