𓅿情緒不安定OLの備忘録 ☄︎

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ニューヨーク旅行記〜ブルックリンの巻〜

フラつきながら、ブルックリン橋を目指す。歩いて渡るつもりだ。思ったより遠い。橋が大きすぎて近く見えていた。
目の前に橋があるのに入り口が見当たらない。橋へ向かう車道で塞がれている。観念してマップを開く。ウソだろ⁈ という道を歩かされた後、暗いトンネル内に歩行者用の狭い狭い入り口があった。

橋の上には大勢の人がいた。9割9分観光客だろう。地元民で歩いて渡る人は居ないらしい。(後でわかったがめちゃくちゃ距離がある)
橋の床はコンクリやアスファルトでなく、木だった。何となく気分が上がる。
入り口入ってしばらくは幅が狭く、且つ大人数なのでずらずらぞろぞろと列になる。かなり歩いてようやく広くなった。だが人が多すぎるので、蛇行になる。

立ち止まって写真を撮っていたら、白人のおばさんから声をかけられた。おそらく「写真を撮ってくれ」と言っている。おばさんと娘らしき人のツーショットを撮る。
この機会を逃すまい!と乱雑な英語で、私も撮ってくれと頼む。

めちゃくちゃ着膨れしている。
旅行中、体調も悪くずっと浮腫んでいたので最悪の写りしかない。家族にも どうして写真はこんなに太ってんだ と言われるほど。


この橋を渡った時、生まれて初めて見る人種がいた。ユダヤ人だ。後に、ユダヤ人の正装だという事が分かったのだが、その時はコスプレか何かだと思っていた。
ゴシックな格好してんなー…子供たちや爺さんまで…コスプレじゃなくてアダムスファミリーみたいなもんか?もみあげが縦ロールだ…
そんなことを考えていた。旅行は意図しなくても勉強になる事がある。

もういい加減飽きたところでやっと橋を渡りきった。たった今調べたが、1.8キロあるらしい。笑える。そりゃ遠いわ、飽きるわ。


予習していた商業施設へ入ってみる…うーんあまり惹かれる店舗がない。何も買わず街をうろつく。何だか可愛い雑貨屋さんがある。爪切りを買った。
米国の水が肌に合わないのか、元々弱い爪がぼろっぼろになり割れまくっていた。せっかく塗ったマニキュアも剥げまくっている。つらい……ニューヨークで初めて買う物が爪切りだなんて。

爪切り以外何を買うでもなく彷徨っていたが、街がずっとお洒落で歩くだけで楽しい。これ↓なんてポストカードになるような景色。

謎のメリーゴーランド。映えまくっている。

とにかく寒いし、かなり歩いたのでメトロでホテルへ戻る。