𓅿情緒不安定OLの備忘録 ☄︎

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MAMA

あるワンシーンが怖いで有名のホラー映画。
ずっと観たかったのが、やっとプライムに現れた。
ただのホラー映画じゃないことも薄っすら知っていたので特に身構えず鑑賞。

見始めて10分後、また自分の悪い癖が出る。
(この女優見たことある…誰だっけ、何で観たっけ…)
判明しないとエンドロールまで頭の半分はそれが占める。今回は無事エンドロール後まで。
結局、ITの大人バージョンのベバリーや、オデッセイ、インターステラーの人だった。


物語自体、そんなに、というかほぼ怖くない。耐性が付きまくった自分にはミステリーを観てるのと同じ感覚。
ホラー と一括りにするのがいけないのかもしれない。ホラー、ミステリー、ドラマ、ファミリー、、ジャンルはそれの混在版。



冒頭の、子供が描いたイラストのシーン、(これ重要なんだろうな)と思いつつ、すっかり忘れてエンディングに来てしまったので
(はぁ?それ棄てる?そんな勢いで?しかもお前…なんなんだお前も…めちゃくちゃモヤモヤする…嘘でしょ…)と一度は思ってしまった。
後から考察コメントを読んで物凄く納得がいった。
だからあんな感じであんな事…!なるほど。
個人的にはスッキリするラストで良かった。





/ここからネタバレありの感想/

ネズミを食べて血が滴る絵を、血を吐いてるように捉えていたので、(小さい子やとこんなことで死んでしまうんか)と思っていた。その前の狼に襲われる絵はすっかり忘れて。

リリーが時折、アクロバットな動きをしたり急に現れたり、外で寝たり、何より蛾を食べるのを見て
(こいつやばすぎでしょ。栄養状態どうなってんの。口の周りの鱗粉でバレるやろ…)と呑気に思っていた。
死に片足突っ込んでいるから、あんな行動しても大丈夫だったらしい。
蛾=MAMA でもあるので、それを食べることにより、より一層そっち側へ行ったのもあるかもしれない。


最後に、MAMAが本当の子供の骨を投げ棄てるシーンはギャグがと思った、一瞬。
そこに我が子が宿ってないとしても、器だったんだから棄てるなよ…と。
リリーも、あそこで叫ばなければ、、余計なことしやがって と思ったけど、リリーの正体とか色々考慮した上であの選択が一番良かったのかも。

それで、ホラー映画の男ってなんでこうも役立たずなんだろう。
父親も心中しようとしたクセに、「娘を助けてくれ」ってバカじゃねえの。元はお前のせいだよ。
この映画は、母と子、母性をテーマにしてるから仕方ないにしても、叔父は何の役にも立ってない…しっかりしろ。
本来赤の他人であるはずのアナベルが一緒に暮らしていくうちに芽生えた母性で子供たちを守ることが出来た事、そしていくら血が繋がっていようが父親や叔父は守りきれなかった事、という見方もできる。


本当の母親の霊も出てきて最後守る とか想像してたけど1ミリも出て来なかった。母親は普通に成仏してしまったん?