𓅿情緒不安定OLの備忘録 ☄︎

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WIND RIVER(ウインド・リバー)

またも、サムネに惹かれて鑑賞。
「事実に基づく」とはあったけど、こんなに暗い話だとは。

ただし、ドキュメンタリーではなく事実に基づいて作られた"映画"なので理解もし易く、単なる映画としても観れる。
事実だからこそ淡々としているが、気怠くなく割とテンポ良く進むので飽きが来ない。
「この先どうなるの?!」なんて感情は浮かばないが、すっと物語が入ってくる。

事実だし暗いけど、胸糞悪くて眠れない とはならない。哀しみの受け止め方も勉強になる。


学がなくてもアメリカの闇の部分がよく分かる。これを観ると、アメリカは 自由の国 と謳うにはまだ程遠いのだ。
自分から見ると移民もネイティブも同じにしか見えない(そりゃ多少見た目は違うが)のに、何が原因でこんな差別が起こるんだろう と考える。そんな作品。




FBIの女の人、(この落ち窪んだ目どこかで見たよな)と頭の隅で思いながら観終わって、クレジットの「エリザベス・オルセン」でやっと気づいた。
ミシェルじゃん。
オルセン姉妹フルハウス以外の作品を初めて観た気がする。