𓅿情緒不安定OLの備忘録 ☄︎

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台北旅行記~憧れの台湾の巻〜

漫画で読んだ台湾に憧れ、M氏を半ば強引に誘い2018年9月13日~16日まで台北旅行をしたのでその記録。
完全個人手配の海外旅行だったので、M氏と入念な計画を立て旅行に挑んだ。



9月13日木曜日。
何日にも及んで二人で調べたのにも関わらず、素直に地元岡山から台北行きの飛行機に乗る。関空にしていればもっと安く行けたのに...
一日一便でしかも17時半頃に着く。一日分損している。地方の弱みである。


手に汗握りながら、定刻に台北桃園国際空港着。
飛行機を降りた途端のむわっとする空気。台湾はまだ夏だ。
税関までの道のりで、両替を済ませ入国カードを記入。
英語でホテルの住所を書かないといけないらしいのでスマホで調べる。
モバイルWi-Fiの電源も入れ忘れ、出国前のスマホのセッティングも忘れていたままマップを使用。後で気づきかなり焦ったが、海外初日は無料になるプランらしく事なきを得た。



なんか見たことある風景だな、なんて思いながら。


指紋と網膜をスキャンされ税関を通過。
毎度、飛行機へ乗り降りする過程に不安を覚えるのだが毎回すんなりとクリアする。道順等分かり易く表記されているのだから当たり前なのだけど。


しかしここからが迷った。
空港からMRTに乗って市内まで行く予定なのだが、MRTの表示が道中で消える。
20分ほど彷徨いようやく新たな標識を見つける。(MRTと書かれていたり、電車だけのマークだったり、何もなかったり様々。)


電車の乗り方も学んできたので、勉強の成果を見せつけるが如く易々と切符の代わりになる紫色のコインを購入。まるでおもちゃだ。

快速に乗り込み市内まで40分。冷房がかなり効いていて寒い。
スマホの充電器が無料で使えるが、断線しているのか充電出来なかった。(ちなみに何度か乗ったが一度も使えたことがない)
空調以外は割と快適に台北まで行けた。


台北駅着。
すっきりと洗練されており、とてもきれいなホーム。
ここから乗り換えて一つ先の中山駅まで行く案もあったが、徒歩20分だったので歩いて中山のホテルまで行く事とした。

とりあえず近場の出口から出る。湿度が高い。外はもう暗かったし、この出口はあまり使われていないのか人も疎らだ。
若干の心細さを覚えながらナビ通りに歩く。
大通りのバイクの数がホントにテレビで見るようだったので、M氏は興奮して動画撮影をしていた。
バイクも車も日本ほど歩行者を意識していない様で、おちおちしていると轢かれそうだ。


単純な道だったので迷うことはないが、蒸し暑い中凸凹の道をキャリーを引きずって行くのはしんどかった。

とりあえず無事にホテル着。
二人ともバスルームだけは絶対に綺麗な所しか泊まれないので、膨大な時間をホテル選びに費やした。
その努力の結果、破茶滅茶にバスルームが綺麗なホテルに泊まることが出来た。


荷物を置き一息つく間も無く、晩ご飯を食べに台北101にある鼎泰豊へ向かう。
ホテルのスタッフさんに、タクシーで101まで200元で行けるよう頼んで貰った。もし個人タクシーをチャーターしてしまうとぼったくられるので、初タクシーの私たちには本当に助かった。
日本語は通じないが、自分たちの意思を汲み取ってくれようとするので有り難い。

ホテルのある中山から台北101の片道約6キロで200元はこの国では妥当な金額だが、日本円に換算すると約600円。
台湾一の都会でさえこの値段。台湾の物価事情には毎回驚く。



車窓からの景色。らしさがあってとても気に入っている一枚。


道中混んでいたが、あり得ないほど飛ばして行くので30分ほどで101に着いた。
いつ事故ってもおかしくないスピードと荒い運転なので手汗をかく。


午後8時40分。
台北101の1階にある鼎泰豊は、事前に調べた通り激混みだった。
順番待ちの番号が配られるのでそれをもらい、周辺のお店を見て回る。並んで待たなくて良いし、メニューも紙とペンを貰いこの間に決めて渡しておける。鼎泰豊は素晴らしい回転率だと思う。

15分ほどで席へ案内された。
メニューは先に渡してあるのでそれほど待たずに料理が運ばれてくる。次から次へと来るので早い段階でテーブルがいっぱいに。

2人で、海老チャーハン、小籠包10個、鳥のスープ、海老ワンタンを注文したがかなりお腹いっぱいだ。品数は少ないが炭水化物ばかりなので腹が膨れる。
高級店に分類される鼎泰豊だが、上記で3,000円弱だった。
味も想像していたよりもあっさりしており、ずっと食べてもウンザリしない。鼎泰豊は小籠包が有名だがここの海老チャーハンは特に絶品だと思う。
M氏は、鳥の首をぶった切ったままぶち込まれているスープを気に入っていた。



101を後にし少し周辺を散策。


(こんなゲームの中の都市みたいな建物存在する??)
頭の中ではゲームに入り込めた気になった自分が興奮している。
いつ見てもすごい街並みである。


たまたまベントレーのイベントをしていた様で、大きなビルにライトアップされていた。これもまた近未来的で興奮する。


帰りは自力でタクシーを見極めホテルへ無事着くことができた。