𓅿情緒不安定OLの備忘録 ☄︎

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台北旅行記〜九份の巻〜

ツアーの待ち合わせ場所まではバスで向かう。
バス停まで数分歩き、グーグル先生に指示されたバスを待つ。
程なくしてバスが来たが 果てして本当にこれで合っているのか? と疑問が湧いたので一旦スルー。
計5本ほど見送り、意を決して乗り込んだ。不安が拭えないのでナビで経路が合っているのか見守った。


どうやら合っていたので、無事に到着。
5本も乗り過ごしたのにまだ1時間ほど余裕がある。
近くのカフェでお茶をする事とした。

ごく普通のカフェ。ベリーのフラペチーノ的な。
ここでも矢張り冷房が寒い。



集合場所は主に天然石を売っている何とも言葉に代えがたい不思議な店だった。
ツアーの集合場所に良くなっているのか、店内に入ると「ツアーならあっちだよ」と教えてくれた。
HISの日本語ガイド付きツアーなので日本人ばかりだ。

程なくして点呼が始まる。日本語ガイドは台湾人の女性。
このガイドさんは九份に着くまでの40分間ずっと歴史やおすすめのお店など喋ってくれた。内30分は寝ていたので聞いていない。



15:30九份着。
「これがあの九份か!」と分かる所まで相当な距離の山を登ったと思う。
思ったよりこじんまりしている。



混む前に行け とガイドさんに言われた阿妹茶樓へ。
テラス席へ案内してもらう。

素敵な台湾茶セット。こんなにお茶請けが出てくるとは思わなかった。うれしい。

テキパキしすぎて何が何やらの中国茶の入れ方・飲み方をレクチャーしてもらい、2杯目からは自分たちで。

茶葉は一回につき5杯飲めるらしい。というより、最低5杯で、それより少ないと何処かから見ていた店員さんに「まだ飲める」と言われる。
ちょっとでもズルをすると(ズルとは何だ)すぐ注意されるので、今何杯目かを数えるのに必死だ。

火にかけられているぶんぶく茶釜の様な鉄のやかんから自分たちの急須へ熱湯を注ぐのだが、その役割をM氏に任せっぱなしにしており筋肉痛になったそうだ。
重くてバランスも悪い茶釜、週に何人かは火傷者が出ていると思う。
M氏ごめん。


テラス席からの景色。
途中土砂降りの雨が降ってきたのでバルコニーギリギリの席の人たちは移動など大変そうだった。


鱈腹お茶を飲み店を出る。
ガイドさんオススメの茶房へ。
3〜4軒周り、九份茶房で東方美人茶3箱購入。ここのお茶が一番美味しく感じた。他に比べて値段も張るが。
店内も静かで心地よい。

非常に大人しい猫ちゃん。



路地には入らずあまりウロウロしていないが、日が暮れるにつれ増えた観光客で通路が歩き辛くあっという間に時が経つ。
幸運なことにお茶している時の30分ほどの土砂降りであとは傘は不要であった。ただ、段差と凸凹の道は滑るので相当な神経を必要とする。


バスの駐車場にあるトイレにはまさかのトイレットペーパーが無いタイプ。
ズボラな2人なのでティッシュも無く、M氏が駐車場管理室のおじさんにティッシュを貰いに行ってくれた。
海外へ行くときはウェットだけでなく普通のティッシュも必須だな、と心に留めておく。


帰りは、台北駅・士林夜市・マッサージ店のいずれかで下車することになっているので、またも道中ずっとガイドさんが夜市での注意事項などを話してくれた。
半分寝ていたが。



20:00 士林夜市着。
最後の最後までガイドさんに「色々(略)気を付けろ」と言われる。


そもそも夜市が好きなのでワクワクする。
メイドインコリアのピアスを数点買う。
フルーツは美味しそうに見える様着色してある、とガイドさんに言われたので指を咥えるだけ。
1時間ほどで帰路につく。


晩ごはんはホテル近くの火鍋のお店へ行ってみた。
人気店らしいが、それにしても待たされ低血糖で本当に倒れそうだった。
1時間近く待たされたが、おそらく受付の子が自分たちのことを忘れていたのだと思う。何故なら店内に案内されるとまだ座れる席があったから。
何なんだあのポンコツは!とM氏と文句を言っていたが火鍋が来るとそれも忘れた。何故なら低血糖で倒れる寸前で一刻も早く胃に何か入れたかったから。

漢方的な得体の知れないモノが沢山入っている。
とにかくスープが美味しくてクセになる感じ。
デザートの大量の桃のシャーベットも平らげた。


疲れすぎて食事中の記憶があまり無い。
ポンコツ君はまだあの高級店に居るのだろうか。